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時計修理技術者コラムVol.3 クォーツ時計の仕組み~電子回路編~

時計修理技術者コラムVol.3 クォーツ時計の仕組み~電子回路編~

クォーツ時計の故障原因

クォーツ時計(クォーツ、水晶時計)の故障で8割以上を占める原因が、電子回路の不具合です。電子回路に不具合があると、時計の精度不良(遅れや進み)、電池寿命の短縮などが起こります。

今回はクォーツ時計の電子回路について紹介します。

クォーツ時計の仕組み

クォーツは「石英」と呼ばれる鉱石の一種です。クォーツ時計はクォーツの結晶を振動させることで一定の進度を保っています。その振動を調整している部品が電子回路です。

電子回路

新品回路1新品回路2


電子回路の故障は、経年劣化により引き起こされる場合が多いです。
一般的に電子回路の寿命は10年程度といわれています。それにより定期的に交換を必要とする部品となります。

電池の液漏れによる故障

クォーツ時計は電池を動力源としているため、電池の液漏れによる不具合も非常に多いです。少量の液漏れによる電子回路の破損であれば、電子回路の交換(+オーバーホール)にて修理が可能です。
しかし、電池切れ後、長期間古い電池を入れたままにしておくと、電子回路に悪影響を与えるだけではなく、ムーブメント全体に劣化や腐食が広がり、ムーブメント一式の交換が必要になる場合があります。

劣化回路1

電池切れ後、長期間電池を入れたまま放置された状態です。

液漏れ電池

液漏れした電池です。

劣化回路2

電池の液漏れによって電子回路が破損しています。

劣化回路3

液漏れが進行してしまうと、ムーブメントにも劣化・腐食が及びます。写真のような状態になった場合は、ムーブメント一式の交換が必要になる場合があります。

クォーツ時計を長く使っていただくために

クォーツ時計をより長く使っていただくために、電池切れで止まってしまった時計は早めに電池交換をすることをお勧めいたします。
時計修理専門店WATCH COMPANYでは、電池交換で依頼いただいた場合も、専用の測定機を用いて、精度や消費電流を調べ、回路の状態を点検させていただきます。ムーブメント内部の油の状態や、汚れ具合も点検し、必要に応じてオーバーホールのご提案をさせていただいております。
※念入りにチェックを行うため、当日の電池交換のご依頼は承ることができません。何卒ご了承ください。

大切なお時計の状態を無料点検させていただくこともできます。電池交換のタイミングでお気軽にご相談ください!

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