
近年ロレックスのコピー品(偽造品)は精巧に作られており、見分けるのが困難な物が多く存在しています。
コピー品は正規サービスを受けられないことはもちろんのこと、知らないうちに購入していた場合は、2次流通・取引をする際に思わぬ法的罰則(懲役や罰金)を被るリスクがあります。
今回はロレックスの正規品とコピー品を比較していきます。
≪ご注意ください≫
WATCH COMPANYではコピー品の修理は受付を行っておりません。
該当するお品をお預かりした場合、お客様の認識の有無にかかわらず着払いでご返送対応させていただいております。
コピー品(偽造品)とは
コピー品とは本物のロレックスを模倣して作られた非正規品のことです。
見た目をそっくりに再現していても、ロレックス社の技術・素材・品質管理とは一切関係がないものとなります。
よって修理に出したとしてもコピー品の場合は内部の部品が異なっていることもあるため修理も出来ないものとなります。
コピー品と正規品の比較
比較するモデル
ブランド:ROLEX(ロレックス)
モデル:SUBMARINER DATE(サブマリーナデイト)
リファレンスナンバー(Ref):16610
ルミナスポイント
正規品:ルミナスポイント枠がフラット、細くなっている
コピー品:正規品に比べルミナスポイント枠が厚めで斜めになっている
文字盤の印字
正規品:フォントがはっきりしている、印字がはっきりとしている
コピー品:正規品とフォントが異なる、文字が細く、縦長、印字が荒い
ベゼル
正規品:ベゼルディスク(黒い印字プレート)に対して緩やかな傾斜、各溝も繊細に造られている
コピー品:ベゼルディスクに対して傾斜がきつい、溝の境目がとがっていて、造りが荒い
針回しの方向
コピー品:針操作が正規品と比べ逆
ムーブメント
正規品とは違うムーブメントが搭載されている。スペーサー(間座)がプラスチック製
まとめ
今回はロレックスのコピー品について紹介させていただきました。
今回ご紹介させていただいたモデルは比較的に分かりやすい物となりますが、近年ではムーブメントもコピーされたものが流通しています。
外観も成功にコピーされているものもあり、判断するのが困難になってきています。
見た目が似ていても品質・信頼性・価値の面では本物とは比べものになりません。
購入や転売には法的リスクがあり、購入者が損失を被るケースも少なくありません。
インターネットでの個人間の取引では特に注意して購入いただく必要がございます。
今回ご紹介させていただいたサブマリーナの見た目や操作感についてさらに細かくWATCH COMPANYの公式YouTubeチャンネルにて紹介しております。
ご覧いただけますと幸いです。

















