
ベル&ロスの正規オーバーホール価格を調査しました!
WATCH COMPANYへ修理のご依頼をいただくお客様から「メーカーへオーバーホールの見積もり依頼をしたらかなり高額だった・・・」というお話をよく伺います。
近年、時計本体のの販売価格の改定に伴いメンテナンスサービスの価格も上昇傾向にあります。
ベル&ロスに関しては、ここ数年は1年に1回ペースで時計本体の値上げが行われています。
一方、メンテナンスに関しては国内正規購入品と並行輸入品では、正規サービスの修理価格が異なるシステムとなるため、メーカーへ修理を依頼する際は注意が必要です。
今回はベル&ロスとWATCH COMPANYとの価格比較、各々へ修理を依頼するメリットとデメリットを解説させていただきます。
ベル&ロスの歴史
1992年
フランス・パリで ベル&ロス(Bell & Ross) 創業。
創業者は ブルーノ・ベラミッシュ(Bruno Belamich)と カルロス・ロシロ(Carlos Rosillo) で軍用やプロフェッショナル用途に耐えうる時計を目指す。
1994年
ドイツの高級時計メーカー ジン(Sinn) と提携。ジンの技術と設計を活用して最初のモデルを制作。代表モデル:「Space 1」など。
1997年世界初の耐水性11,000メートルのダイバーズウォッチ「Hydromax(ハイドロマックス)」を発表。
特殊オイルでムーブメントを密封し、超高圧環境に対応。
2002年
ジンとの提携を終了し、独自の製造路線へ。スイスのラ・ショー=ド=フォンに本社を移転し、時計製造の中核をスイスに置く。
2005年
代表的なデザイン「BR 01 インストゥルメント」シリーズを発表。
航空機のコックピット計器にインスパイアされた正方形ケースが特徴。ブランドの象徴的モデルに。
2007年
「BR 03」シリーズを発表。BR 01よりも小型化し、日常使いに適したサイズ感で人気に。
2011年未来的なデザインの「BR 01 Red Radar」や「BR 01 Horizon」など、コンセプトウォッチで話題を呼ぶ。
2016年
ラグジュアリースポーツモデル「BR 05」シリーズを発表。より都市的・モダンなデザインで、新たな顧客層を獲得。
2020年
BR 05 Chrono(クロノグラフ)バージョン登場。
Apple Watchのような現代的デザインが話題に。
2023年
サステナビリティや新素材に注力し、リサイクル素材を使ったモデルや限定品も展開。
正規サービスでオーバーホールを受けるメリットとデメリット
メリット
・正規サービスの安心感。
・メーカー独自の部品(文字盤や針、外装ブレスレットなど)の交換も対応が可能。
・国内正規店で購入した商品は、国内正規販売店発行の保証書を提示の場合オーバーホール料金が定価の半額になる。
・オーバーホールから1年間の修理保証。
デメリット
・基本料金の設定が高い。
・並行輸入品の修理代金は割高になる。
・修理期間が約4週~5週間かかる(スイス送りの場合は2~3ヶ月)。
WATCH COMPANYでオーバーホールを受けるメリットとデメリット
メリット
・オーバーホール基本料金がメーカーに比べ安い。
・ベル&ロス専門チームがあり自社工房で修理・オーバーホールを行うため、最短3週間での納品が可能。
・正規購入品でも並行輸入品でも同額の修理料金。
・オーバーホールから1年間の修理保証。
デメリット
・基本料金を安く設定している代わりに交換部品代金は全て追加料金となるシステムを採用しているため、交換部品が多岐にわたる場合、メーカーの金額を超えてしまうことある。
・針・文字盤・ケース・金属ブレスレットなどのメーカー独自外装部品に関しては一部入手困難なものがあり、交換をご希望されるお客様の対応ができない場合がある。
※お客様のお持ち込みであれば対応可能です。
WATCH COMPANYでは、無料で見積もり対応しております。
修理代金が高額になった場合はキャンセルしていただいても、キャンセル料は一切掛かりません。
※配送の場合返送の送料のみご負担いただきます。
是非お気軽にご相談ください!
WATCH COMPANYとベル&ロス正規サービスセンターの料金比較
種類 | 仕様 | 正規サービス 基本料金 |
WATCH COMPANY 基本料金 |
クォーツ | 通常クオーツムーブメント | 51,700円 | 22,000円 |
クロノグラフ・クオーツ多機能ムーブメント | 71,500円 | 要お問い合わせ | |
機械式 | 手巻き・自動巻きムーブメント | 69,300円 | 25,300円 |
クロノグラフムーブメント | 92,400円 | 35,200円 | |
マニファクチュールムーブメント(BRX5R) | 100,100円 | 要お問い合わせ |
※参考:ベル&ロス正規オーバーホール価格表 正規販売店HPを参考に作成
まとめ
今回はベル&ロスの修理について解説させていただきました。
スクエア型(四角いケース)など、特殊なケースデザインは分解・組立に特別な技術を要します。
WATCH COMPANYではベル&ロスの修理専属スタッフが専門知識を持って修理に取り組ませて頂いております。
独特な形状で大型モデルも多いため、使用とともに傷が多くなってしまった時計でも綺麗に磨き上げ、専用の工具で新品同様に復元させていただきます。
修理代金が高額になった場合はキャンセルしていただいてもキャンセル料は掛かりません。
※配送の場合返送の送料のみご負担いただきます。
ベル&ロスの修理でお悩みの方は是非WATCH COMPANYへご相談ください!