
ボールウォッチの正規オーバーホール価格を調査しました!
ボールウォッチを所持しているお客様から「メーカーで修理を受けられなかった・・・」というご相談をいただきました。
ボールウォッチの国内サービスセンターでは、一部の並行輸入品は修理が受けられない場合がございます。
国内正規販売店で購入すると、国際保証書に記載された4年保証に加え、アンケートに回答することで1年間の無料保証が追加され、合計5年間の保証が受けられます。
またアフターメンテナンスには、標準価格・メンバー価格・ゆっくりサービスの3種類があり、それぞれで修理の金額が異なります。
国内正規保証書を所持しており尚且つ、
・国内正規取扱店名の記載
・モデル名の記載
・シリアルNo.の記載
・ご購入日の記載
があるものに関しては、メンバー価格での対応が可能となります。
ゆっくりサービスは、通常よりも長い納期(3か月)を了承いただけ方に標準価格、メンバー価格からさらに5,500円を割引するというサービスがあり、顧客のニーズに沿って修理対応が可能なメーカーとなります。
今回はそんなボールウォッチついてWATCH COMPANYとの価格比較、各々へ修理を依頼するメリットとデメリットをまとめさせていただきました。
ボールウォッチの歴史
1891年4月
機関士の時計が4分遅れていたことが原因で、列車同士が衝突する事故が発生
1891年7月
創業者のウェブ・C.ボールが鉄道監督検査官に任命
1891年10月
アメリカ・オハイオにてボールウォッチが誕生
1897年
鉄道時計の製造販売を行うボール鉄道標準時計株式会社を設立
1921年
ウェブ・C.ボールは鉄道標準時計の普及に貢献したとして、アメリカ時計教会によってその功績をたたえられました
1950年代
機械式時計の黄金時代。BALL Watchは「耐磁性」「耐衝撃性」などタフな仕様を追求。
2001年
自社ムーブメントの開発、**耐衝撃構造「アモータイザー」や自発光マイクロガスライト(H₃ガス管)など革新的技術を導入
2000年代以降
「Engineer(エンジニア)」や「Trainmaster(トレインマスター)」シリーズなど、冒険家・登山家・ダイバー向けモデルを展開
2020年以降 自社ムーブメント「Cal. RR7309-C」などを開発し、**スイスクロノメーター認定(COSC)**を多数取得。革新と伝統の融合を実現
ボールウォッチは創業者のウェブ・C.ボールが鉄道監督検査官に任命されたことが始まりとなります。
1891年4月の列車事故を機にウェブ・C.ボールは「時間と時計」を正確に提供するために尽力しアメリカ鉄道黎明期に安全な運行を促す高精度な鉄道時計と検査システムを構築しました。
その後、この検査システムの導入によって事故の件数は年々減少し、やがて全米鉄道の75%パーセントが採用、さらにはカナダ、メキシコに及ぶ広範囲で同基準とシステムがカバーされ、「ボール・タイム」という言葉が「正確な時間」を意味する代名詞になりました。
ボールウォッチは針の形状から文字盤に印刷される数字の書体といった細部までデザインに
こだわる姿勢を強め、『あらゆる過酷な環境でも正確な時を告げる』というブランドメッセージの元、現在もタフな時計づくりを続けているブランドとなります。
正規サービスでオーバーホールを受けるメリットとデメリット
メリット
・正規サービスの安心感。
・国内正規購入品はオーバーホール料金が安くなる。
・ゆっくりサービスを利用すると金額が安くなる。
・メーカー独自の部品(文字盤や針、外装ブレスレットなど)の交換も対応が可能。
・オーバーホールから1年間の保証が付く。
・見積もり後のキャンセル料が無料。
デメリット
・基本料金の設定が高い。
・並行輸入品だと修理代金が高い。また、並行輸入品の一部モデルでは、国内正規サービスを受けることができない。
・修理期間が約1ヶ月半~2ヶ月程度と長め。
WATCH COMPANYでオーバーホールを受けるメリットとデメリット
メリット
・オーバーホール基本料金がメーカーに比べ安い。
・ボールウォッチ専門チームがあり自社工房で修理・オーバーホールを行うため、最短3週間での納品が可能。
・オーバーホールから1年間の修理保証
・並行輸入品でも値段の変更なし。
・見積り後のキャンセル料が無料。
デメリット
・基本料金を安く設定している代わりに交換部品代金は全て追加料金となるシステムを採用しているため、交換部品が多岐にわたる場合、高額になることがある。
・針・文字盤・ケース・金属ブレスレットなどのメーカー独自外装部品に関しては一部入手困難なものがあり、交換をご希望されるお客様の対応ができない場合がある。
※お客様のお持ち込みであれば対応可能です。
WATCH COMPANYでは、無料で見積もり対応しております。
修理代金が高額になった場合はキャンセルしていただいても、キャンセル料は一切掛かりません。
※配送の場合返送の送料のみご負担いただきます。 是非お気軽にご相談ください!
WATCH COMPANYとボールウォッチ正規サービスセンターの料金比較
オーバーホール基本料金 | ||||
種類 | メーカー修理 標準価格 |
メーカー修理 国内正規購入品 |
メーカー修理 ゆっくりサービス |
WATCH COMPANY 基本料金 |
3針 | 49,500円 | 33,000円 | -5,500円 | 25,300円 |
多機能 | 60,500円 | 38,500 | -5,500円 | 25,300円~ |
クロノグラフ | 71,500円 | 44,000 | -5,500円 | 35,200円 |
※2025年7月現在
※価格は投稿当時の物です。WATCH COMPANYの修理基本料金は予告なく変更になることがございます。
※参考:ボールウォッチ正規オーバーホール価格表
まとめ
今回はボールウォッチの修理について解説させていただきました。
WATCH COMPANYではボールウォッチならではの故障やトラブルにも専任技術者が経験豊富な知識・技術で対応しており、メーカー同様の品質で修理を行うことが可能です。
また、WATCH COMPANYでは納期が最短3週間で、基本料金もメーカーよりも安い設定させていただいております。
修理の期間を短くしたい方にはメリットがあると思います。
修理代金が高額になった場合はキャンセルしていただいてもキャンセル料は掛かりません。※配送の場合返送の送料のみご負担いただきます。
ボールウォッチの修理でお悩みのお客様がいらっしゃいましたら、是非一度WATCH COMPANYへご相談ください!